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塾長挨拶

現在の「日本人のあるべき姿が全く見えない」
日本中に「夢も希望も全く見えない」
年齢にこだわらず、すべての人々が自己中心であり
人への「思いやりが全く見えない」
特に、政治家が全く以前と比べて劣化していて
「日本の将来が全く見えない」
これらは日本人としての
「正しい道」が機能していないことが原因である
今こそ「義の心」を再認識して日本のあるべき姿を取り戻す
           
音無 牧太

開塾の経緯

 
当塾は、花を通じ日本の伝統精神を育て、世界に通じる起業家を
育成することを目的とします
 
なぜ花なのか?
 
現代の日本には、国費を浪費するだけでなく詐取する者や
自分たちの住む街を汚しても知らんふりする者たちがいます
大切な売り物をもてあそぶ店員
いじめ、威嚇運転、振込め詐欺する者
最近では児童虐待が問題となっています
「先生、どうにかなりませんか」という小学生の悲痛な叫びを
真剣に受け止めず、あろうことか虐待している親に
教育委員がそのことを伝えてしまうという
非常に痛ましい事件もありました
 
もう、日本の毎日のニュースを見ていると
驚きもなくなってきてるのが現代の実相ではないでしょうか 
これらの実相は、私たち心の反映ではないですか
 
対策を考えて行動されている
立派な方もたくさんいることでしょうが
 
私は、長年の経験から
絶対的に不足しているのは、まず心の面での情操教育
とくに若いうちの教育が非常に大切かと思っております 
社会人になったとき、本当に役立つのは、たんなる学歴や知識などではなく
心から自然と出てくる思いやりのある知恵と行動です
 
経験上、既存の大量知識はかえってビジネスの足カセになることも多いです
一流大学を出たエリートと言われている方々が
世の中を悪くすることも、すくなからずあります
もちろん、学校の勉強や知識をないがしろにしてはなりません
ただ、現代の日本の教育は、バランスが偏っていると思うのです
 
私は、自然界にある花に触れ合うことにより
心の教育が培えると思っております
花で何ができるのと思われるかと思いますが、
私自身は、15歳からの55年間、花の販売を通じ
多くのことを学んできました
 
花には神秘の力があり
身近にあるものですが、きちんと見ていけば
そこに、優しさ、忍耐力、
いたわり、美しさ、自然の尊さ等を深く気づかせてくれ
自然と人の心の豊かさをつちかってくれます
 
私の教えられることは花の販売を通してですが、
花にたずさわる実践的な活動を通じ
心の豊かさという情操面での育成と
将来、生花業界以外にもきちんと通用する
「人のお役にたてる」立派な人物・起業家に
なっていただけると信じております
 
今回、開塾にあたりお声をかけさせていただいた
多くの有識者、企業も支援に名乗り上げてくれています
スタートはほんの数人ではありますが、将来は全国に広めていきたいと思います
中卒、高卒や、やむをえず中退された方こそ
早く社会に進出するためのチャンスととらえ
ある意味「社会進学塾」という側面からも
ぜひ応募していただきたく思います
 
いまから180年ほど前の江戸末期
日本をなんとかしないといけないと考えた先哲達は
未来を開く若者たちを育てる必要を感じとり
藩校や小さな寺子屋などから教育をはじめました
その若者達がやがて
日本の歴史を変える大きな明治維新をやりとげることになりました
 
この塾では、
「孔子」の儒学や「松下幸之助」の研究などから多くのことを
学んでもらいたいと考えています。
「論語」なども、文学や教養というものではなく
非常に実践につかえる理論であります
遠い昔の偉人のお話ということではなく
今こそ必要な未来を切り拓く知恵が内包されています
 
 
歴史を変えた西郷隆盛、坂本龍馬、渋沢栄一、
また、松下幸之助、安岡正篤、堺屋太一のような彼ら先哲が、
日本に再来してくることを念願して開塾いたします
 
平成三十一年 元旦
              塾長 音無牧太