教育・文化

     頭につめこむより、心にこそ

HOME > WORKS 05

自分、家族、隣人、街、国、世界を愛する人たちが、たくさん育っていますか
 
若者の自殺は、以前より減少したとはいっても
いまだに、15-39才の死亡原因の一位を占めています
自らの命を絶ってしまうのは残念という言葉だけでは表せません。
 
また、他人の命をないがしろにし
家族を虐待し、隣人をいじめ、街に落書きし、
お客様に売る商品を冒涜し
老人や弱者をだましても平気な者たち
 

彼らには、なにが必要だったのでしょうか?

 

*義心塾では、
  心を育てる社会的実践教育が必要であると捉えています

 
現行の知識中心の教育ではなく、心の教育へシフトすべきかと思っています
心と言っても、個性や独創性を消してしまう洗脳教育などではありません
社会で実体験しながら、各自が各自の心を確立することが大事です
どんな思想でも、心と体に染み込ませなければ、
実社会では全く役に立ちません
 
大卒という履歴を得るためだけに進学し
けっして
社会に役立つ人間になりたいということなど考えず
できるだけ一流企業に入る
 
この従来の流れを変えていきたいのです
こういうただの流れに乗った人物では
これからの激流日本を乗り越えていくことは難しいでしょう
 
そのために、義心塾では、中学または高校を卒業後に
一度、社会に早めに出し、
彼らにじっくりと社会体験をさせる必要があると考えています
 
その後に、彼らが大学に行くという選択をしても、
けっして遅くないと考えています
もちろん、従来の企業は、それでは入社が遅すぎると言うでしょう
大学のほうもすぐに若い方たちを入学させたいでしょう
しかし、
なにも社会のことを知らずに、将来の選択をさせることこそ
彼らにたいして無責任だと思います
 
この年代こそが、
彼らのその後の生き方を決定づけるといえる重大な期間なのです
 
たしかに、現状のシステムでは、大企業に入れないかもしれませんが
将来も保証されている大企業などひとつもないのが現実です
また現在では、学歴重視ではなく
人物重視の方向にシフト変換している企業も多くなってきています
 
 

最近知ったのですが世田谷区にある公立中学校が新しい取り組みをしているとの
ニュースを読みました
学校の校則を少しづつ廃止していったら、
校内暴力が激減し成績優秀校になったとのことです
既存のシステムに疑問を持ったひとりの校長先生の発案だったそうです
既成概念をもう一度から考えなおすことの必要性を痛感しました
https://news.yahoo.co.jp/byline/maeyatsuyoshi/20190409-00121532/
 
 
 

未来をあなたの心に託します

教育は一番の大事業

心を揺さぶる文化は、人間形成に必須

 
かって存在した文化学院の創始者
西村伊作(和歌山県新宮市出身)は
文化学院創設に
「国の学校令によらない自由で独創的な学校」
「感性豊かな人間を育てる」を掲げたそうです
日本で初めての男女平等教育を実施したりと
戦時中は、その自由さゆえに国から弾圧もされましたが
この学校からは
さまざまな芸術家、文化人、作家を輩出し日本文化に大いに貢献しました
自由な校風が独創的発想力を育成したのでしょう
 
文化には、伝統的なものから、現代芸術、建築、料理、服飾
絵画、音楽、デザイン、スポーツ、舞踊、演劇、映像、将棋など
さまざまなものがありますが
どれも人間精神の育成に影響をあたえ、人生を豊かにしてくれます
文化は食べ物とは違って生存に不可欠のものとはいえないでしょうが
人間を真の人間たらしめることに関しては必須のものです
 
これからの時代、既存の知識等では解決できない問題を
文化的視点を持った人物や感性豊かな人物が
解決する場面も多々あるのではないでしょうか


*義心塾では
 歴史的文化の継承とともに、新しい文化事業も重視しています

 

 
文化は
人の心を磨き
感性を豊かにし
人生を意義深くしてくれます